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1949年10月生まれ AB型 ハンディキャップ JGA 8.5 ゴルフ歴 28年 ベストスコア 74 年間プレイ数 約60R (うち海外 約10R) Home イーストウッドG.C. 海外ゴルフを楽しむ集い「Saujana会」主宰 「漫歩会」幹事 「ageshoter」は将来の夢 広告制作事務所勤務 以前の記事
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マジスティック・サイゴン
![]() マジスティック・サイゴンは、タントゥグ通りとドンコイ通りが交わる T字路の角にあって、フレンチコロニアルなのに どこか中東の宮殿のような雰囲気が漂う。 ホーチミンにあるホテルではあるけれど、ここはサイゴンよ。 ネーミングが物語るように古き良き哀しきサイゴンの面影を色濃く留めていた。 ベトナム戦争時、従軍記者としてここに逗留していた開高健は、 ベンキャット(米軍と北べ軍との激戦地)も最前線ならば、 マジェスティックホテルも最前線なのだ、と敵と味方が混在する 世にも不思議な戦争を著作のなかで語っていた。 実際、「ブリーズスカイバー」のある5階(Gフロアがあるから実際は6階)には、 ベトコンから放たれたミサイルが着弾したと、開高さんの本だか どうか定かではないが読んだ記憶がある。 だからなのだろか、 5階のフロアの真ん中は屋根のない空間になっていた。 南側は屋根のあるレストラン、北側は客室および客室へつながる通路。 この北と南の中間がポッカリ空いて40~50坪のレストランバーになっているのだ。 真ん中だけが、不自然に開けているのだが、もしかしたら戦争の遺物なのかも知れない。 で、今回のゴルフ旅の打ち上げは、その「ブリーズスカイバー」で、 ブッフェ料理を堪能してお開きとするのだが、ステーキからローストビーフに オイスター、ロブスター…… エトセトラが食べ放題。 飲み物はビール、ワイン、ウイスキー、紹興酒がフリー。 値段は、ひとり750,000VDNというから数字にビックリするが なんということはない、日本円に換算すると2,700円程度だから安い。 しかも、美味くてスタッフのサービスもとてもいい。 老境およびその予備軍の私たちはかつての健啖はなく腹七分目で 引き上げたけれど、グルメはともかく雰囲気と居心地がとてもよかった。 マジステック・サイゴンのホームページ http://www.majesticsaigon.com.vn ![]() かつては仏領インドシナ、大東亜戦争時は、日本軍の参謀本部、 その後のベトナム戦争時は、世界から集うマスコミのサロンという、 数奇な歴史をもつホテルだけに興味深く、 帰国してからホームページを見たらあにはからんや、これは面白い。 名は体を現すというけれど、体はかくもURLを現すのか。 マジステツクサイゴンのそれはとてもユニーク。 誰がつくったかは知らないけれどベトナムにも卓越したクリエーターはいるものだ。 やられた感がいっぱいの表現力に脱帽。ぜひ、一見されたし。 深夜便で帰国 ![]() 食事の後、寄宿先のパレスホテルに戻り、半日の延泊でキープしていた 部屋に戻り、着替えて荷を整えてタンソン二ャット空港に向かう。 夜の道は早く20分で着く。 23時55分、ANA932便で帰国。翌23日(祝日)朝、成田着。 いつもそうだけれど旅は終わって時間を経てそのよさがわかる。 バンコクもいいけど、ホーチミンもね、というのが今回の実感である。 第4ラウンド Song Be Golf Resort ロータス(蓮)、パーム(椰子)、デザート(砂漠)、趣きが三様の 27ホールズのなかのロータス、パームをラウンド。 距離表示はメートルだが、換算すると 6,845yard 、Par72。 1994年に開業、アーキテクトは不詳。 ソンベゴルフリゾートは、ホーチミン市の中心部からA1号を走り、 13号線に入り約20Kmのところにある。 2010年-11年、ベトナムで最もユニークな コースとして表彰されている。 http://songbegolf.com ソンべ。なんか怖そうな名前のゴルフ場だ ![]() ロータス1番、ロングホールから3サム(8:32)、2サム(8:42)の2組のスタート。 フルバックのティーグランドに立てば511と表示してあったので、 躊躇なくスターターに、ここを使わせてくれない、と頼んだら あとでキャディーがやってきて曰く、距離標示はメートルですよ、 ということは、およそ560ヤード、パー5。ナガァ~!いやな予感。 メートル表示って短かく思わせて実際は長いから嫌なんだよなぁ~。 案の定、スタートホールから肩に力が入ること。 フェウアェイの左右には大きく広げた常緑樹の葉と 要所に配された池は美しくはあるけれど、不気味なプレッシャーを与える。 3番のブラインドホールでは池ポチャ連発の大叩き。 私は、すっかり出鼻をくじかれて撃沈。 あとは坂道を転がる樽のごとく取り返そうとして欲を書くと、 ますますドツボにはまってすべてが裏目。 後半のパームコースに行っても流れは一向に変わらず、 まさに蟻地獄のようなゴルフだった。 同伴プレーヤーのSさんは、私とは対照的にビシバシと快進撃。 コンディションの悪いグリーンには手こずっていたが、十中八九パーオン! 恐れ入りました。 ![]() ゴルフ場のよさは一度のラウンドではわからない。 そして、ソンベには痛めつけられはしたけれど、どこか余韻の残るコースだった。 ただ、この夏は長雨が続いたせいなのか(これは他のコースにもいえるのだが) ホーチミンのゴルフ場はいささか日照不足で 芝、グリーンともベストの状態ではなかった。 ちなみにプレイフィーは、ソンベも昨日のベトナムGC同様に 平日がサービスディーになっていて男性US$65、女性US$45 (キャディーフィー含む)。バギーは別料金。 ![]() ![]() ![]() #]●写真上の左:ロータス1番での記念撮影。池や起伏のゲリラ戦、枝葉を広げた空中戦。 ふたつのハザードが巧みに絡んだコースだった。 ●写真上の右:植え込みロゴの上はパーム1番のティーグランド。すぐそばにはパッティングの練習場。 なんでこんな配置になるのだろう? ●写真下の左:ロータス8番ショートホール。ティーグランド脇に民家があり、そこの鉄格子の窓辺で ボールを売っていた。店というよりは牢屋だね。 ●写真下の右:鉄骨の柱と梁に屋根を萱で葺いた茶店。2階建の休み処を吹き抜ける風が心地いい。 売り子は、スマートフォンでK-ポップ「カラ」の音楽を奏でながら働いていた。 iPadの位置情報は役に立つ 海外ゴルフで街なかのホテルに泊まってゴルフ場に行くのは結構リスクが伴なう。 ティータイムという揺るがせないアポインメントがある限り遅刻は厳禁である。 時間にゆとりをもってホテルを出発するのだが、 東南アジアのタクシーの運転手の多くはゴルフ場にうとい。 しかも、ベトナムは英語が通じない。これまでの3日間が運転手がそうだった。 この日の運転手は、それに、シャイで無口で無表情。手まねもしない。 見知らぬ土地でゴルフをするとき、これはちょっとしたストレスなのだ。 ティータイムに間に合わないということはプレイの放棄になるのだから。 以前、私はバンコクに一人でゴルフへ行き、タクシーを拾ってレイクウッドCCへ 行ってくれと告げ、不覚にも寝込んでしまい、運転手に着きましたよ、と 起されクルマから降りたら、はじめてゴルフ場なのに、 見憶えのあるクラブハウスだなぁ〜、車から降りてコースの人間に訊ねたら 「ここは、タイカントリーだよ」(タイカンは2004年にラウンドしている)と いわれて唖然としたことがあり、 以来、タクシーでゴルフ場へいくときはナーバスなのである。 ![]() 今回、私はiPadを持参して助手席に座り、運転手の傍でマップを開示して ナビゲーションをするのだが、シャイな運転手は自分の運転するクルマの 動きに合わせて作動する位置情報を見て、表情を変えずに、わずかに目を剥き出して 驚いていたのは、おかしかったなぁ〜。 東南アジアのタクシーにはカーナビなんかほとんどついていない。 海外の街中のホテルから郊外のゴルフへ移動するとき、この利器は役に立つ。 ただ、海外ローミングには気をつけていたのだが、勝手につながって 通話料は1万円以上かかってしまった。 マジェスティックサイゴン 詳しくは11月22日(火) Part2へ ![]() ![]() ![]() ![]()
第3ラウンド
Vietnam Golf & Country Club ベトナムGCCは、ウエストとイーストからなる36ホールズ。 前者のアーキテクトは台湾人のチェン・キン・シン、後者はリー・トレビノによる設計。 この日、私たちはイーストコース、6,922yard 、Par72をプレイする。 1995年の開場から17年の歳月しか経ていないが、熟成した感のあるコース。 ホーチミンのシティセンターから幹線路1Aを約20Km北上したところにある。 http://vietnamgolfcc.com ![]() "チョーヨーイ ハノイ!" ![]() 9時7分(3サム)と9時15分(2サム)のティータイム。 ベトナムGCC イーストコースは、随所に配された起伏に 池やクリークのウォーターハザードが絡み合い、 そこを椰子やタマリンドの枝を大きく広げた樹木がセパレートする。 距離は表示以上にあるように感じられるが、ただ飛ばせばよいというのではなく、 コースとの駆け引きをゴルファーに強いるなんとも蠱惑的なコースである。 変化に富んでいるだけに、イーストコースはバギーの使用が不可で、 キャディー帯同の歩きのラウンドとなった。 ![]() ![]() この日、私には「KIMUCHI」というベトナム女性のキャディーがついた。 どうしてキムチなのかわからないけれど、韓国のお客には受けるに違いない。 近年、増加するコリアンゴルファーを意識してつけた愛称なのかも知れない。 ロンタンゴルフクラブもそうだったが、 ベトナムのキャディーは親切でとても気立てがよい。 キムチキャディーは、みずからゴルフをするだけに、ゴルファーの気持ちを心得ている。 距離の目測は当然として、グリーンではライン、タッチとも読みは正鵠を突いていた。 しかも、よく笑い、よく話し、洒落も利いていた。 ![]() ![]() 7番180ヤードのショートホールにやってきたときのことである。 ピンフラッグは左右に長く大きなグリーンの左端ギリギリのところに立っていた。 私はセンター狙いのティーショットを試みたが、右端に大きく反れてグリーンには乗ったものの 長~いパッティングが残ってしまった。 すると彼女はピンの位置と球の位置を見定めるなり 「チョーヨーイ !ハノイ」(やれやれ、ハノイに行っちゃったよ) といって、南端のホーチミンと対比させたのだけれど、 このウィットに富んだ比喩には思わず唸ってしまった。 以前、アイルランドリンクスをプレイしたとき、私はスタートホールでドライバーショットを 擦ってしまい、球は海からの強風にめくられて天高く舞い上がった。 すると傍らにいたスターターがその打球を見て、Oh!Aer Lingus ! (アイルランドのエアライン。ラウンド中に空を見上げるとUK-IR間をよく飛んでいる)と 叫ばれたことがあったけれど、今回もそれに勝るとも劣らぬ洒落を耳にすることができた。 ベトナムにもユーモアのあるキャディーがいてついうれしくなってしまった。 Caddie Evaluation Box ![]() ベトナムのゴルフでは、ひとりのプレイヤーにひとりのキャディーがつく。 ホールアウトをするとキャディーは、自分がついたプレイヤーに自分のカードを渡す。 するとプレイヤーは、クラブハウスへ引き上げるとき、 入り口付近に「Caddie Evaluation Box」(キャディ評価箱)と書かれたスタンドがあり、 ◎Excellent(優秀)○Good(良好)△Usually (普通)×Bad(不良) と書かれた4つのポストのいずれかへ自分についた キャディーのカードを投函するのである。 これが、キャディーのサービスに関わっているのは自明だが、 シンプルかつわかりやすい目安箱である。 ゴルフをやるなら月曜日が狙い目 ベトナムGCCは月曜日がサービスディーになっていた。 平日のプレイフィーはUS$108、休日だとUS$142なのに、この日はUS$50。 とてもリーズナブルで週末のほぼ1/3の料金でプレイができた。 ほかに、水曜日も割安でUS$65なそうである。 いずれもキャディーフィーが含まれた値段である。 月曜日が安いのは休み明けの来場促進かと思われるが客の入りはまずまず。 昨日までの二日間の渋滞プレイほどではないもののそれなりに盛況だった。 この料金システムはいつまで続くのかは知らないけれど、 ベトナムGCCでプレイするときは、月曜日か水曜日がお奨めである。 ただし、キャディーへのチップは必要だからお忘れなく。 ベンタイン市場でニョクマム・スメルの一撃 9時すぎのティータイムなので、ゴルフは14時頃に終わった。 待機していたタクシーに乗ってホテルに戻り、ホーチミンの台所「ベンタイン市場」へ行く。 鮮魚・精肉・乾物・野菜・漬物・香辛料・調味料など、 ありとあらゆる食料品から雑貨、衣料、寝具、生花、靴、文具、工具… 百貨の品がドンキホーテよりも煩雑に並んでいる。 が、場内に歩を進めていくとその状景を確認する前に、 鼻孔に飛び込んできたのはWhooo~oo! ニョクマムの鼻が割れんばかりの凄まじい猛臭。 タイのナンプラー、香港のユーロウ、フィリピンのナンパーなど、 東南アジアの都市にほとばしる魚醤の臭いなんて可愛いものだ。 正確にはニョクマムに、調理中の香辛料やら油やら湯気が掛け合わさって、 なんとも名状しがたい強烈な臭いになっているのだろう。 一行5人は、ベンタインの放屁の一撃を浴びたら たちまち小走りになって市場を後にした。 ![]() ![]() 写真左:徘徊すれば楽しそうな市場だが、強烈な臭いは閉口ものだった。全体が建物になっている分臭いがこもる。 写真右:市場を出たらA全版大のパネルにサングラスとライターを吊るして販売している娘に捕まった。一蹴しても付き まとい、Nさんと私はしつこさにめげてナンチャッテ・オークリーを売りつけられた。10万VDN(日本円350円
第2ラウンド
Long Thanh Golf Club (Lake Course) ![]() ロンタンゴルフクラブは、サイゴン河の支流に注ぐ 湖沼に囲まれたメコンデルタにあるゴルフ場である。 昨日は、起伏のあるヒルコースをプレイしたが、 この日は同じロンタンでも趣向一転、 沼地に縫うようにしてウォーターハザードが 配置されたレイクコースのラウンドである。 7,127yard(フルバック) 、Par72 ホーチミン・ゴルフは今日も渋滞だった! 昨日は、4名一組でヒルコースのラウンドだったが、 この日からSさんの参戦により 3サムと2サムの二組になった。 12:30。 レイクコース10番からのティーオフ。 日没ゴルフとなった昨日と同じく 際どいティータイムだ。 ティーグランドへいけば、これまた やはり4~5組が詰まっていた。 いや~な予感。 写真:南国の植栽が豊富な クラブハウスのエントランス。 コースマップを見れば、池のないホールは12番だけ。 あとは、ことごとくウォーターハザードが絡んでいる。 バンコクのゴルフ場とよく似たレイアウトではあるが、 あそこまで巧妙にきわどく配置されているのではなく、ゆるくややアバウト。 池はたくさんあるけれど、結構逃げ場があって、 ミスショットを放っても紛失球には至らないことが多かった。 ![]() 写真:3番のPar3。レイクコースの樹木はほとんどがパームツリーだ。 レイクコースもヒルコース同様ニョキニョキと照明塔が生えていた。 樹木が低い分、ゴルフコースにはミスマッチの鉄塔がよく目立つ。 ロンタンゴルフクラブのホームページを見ると、 フォトギャラリーにはTWILIGHT(トワイライト)というコーナーがあり、 煌々と照らされた夜間のゴルフコースを誇らしく紹介していた。 ホーチミンの郊外には4つのゴルフ場しかないので、 ベトナムで勃興するゴルフの需要に応えるにはナイター設備は止むを 得ないかも知れないけれど、私的にこれはNGなのである。 ![]() ![]() 写真:上がり3ホールを残して薄暮のプレイとなった。ひどいゴルフがますますひどくなった。 旧い話で恐縮だけれど、私がゴルフをはじめて間もない1985年頃、 空前のゴルフブームに沸いた日本でも夜間照明の設備を自慢げに パンフレットに載せていたゴルフ場が結構あった。 私も、一度だけナイターゴルフを体験したことがあるけれど、 ゴルフ場の樹木に棲息する鳥の群れが昼間と錯覚して発狂したように 飛び回っている様相を目にして「ゴルフ場よ、ここまでやるか」と思ったことがある。 しばらくして(多分、クレームが頻発して)ナイター設備は撤収されて、 日本のゴルフ場からは消滅してしまったけれど、ゴルフの黎明期にある ベトナムで、この悪しきゴルフスタイルが標準になるのかもしれない、と ふと心配になった。 この日もほとんどのホールで待たされる始末。 最終ホールに辿り着く前に日没となり、照明の元でのラウンドとなった。 それにしても、ロンタンゴルフクラブは8時から13時までの5時間、 7分間隔のスループレイでゴルファーをInとOutからスタートをさせている。 しかも、ヒルとレイクの各18ホール90組、合計すると180組の ゴルファーをさばくことになるから凄まじい。 ベトナムのゴルフは30年前の日本のゴルフに近いものがある。 ◎この日のプレイフィーは、前日と同じ(11月19日のブログの下段参照) ![]() 結局、ホテルに戻ったら昨日と 同じ時刻(20時頃)になっていた。 シャワーを浴びて左の写真の 「ベトナムハウス」へ食事に行ったら、 店のスタッフに、あとわずかで ラストオーダーですよ、と釘を刺された。 ホーチミンでのゴルフは一日がかりの 大仕事なのである。 写真:ドンコイ通りにある老舗のベトナム料理店。 料理、値段とも納得できる店だった。 < 前のページ次のページ >
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